「唇の印象をはっきり・ふっくら見せたい」「リップメイクのもちを良くしたい」というリップの悩みをもっていませんか?
そんな時におすすめなのがリップライナーです。
といっても、どんなものを選べば良いか、使い方はどうしたら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、
・リップライナーの選び方
・おすすめのリップライナー
・リップライナーの使い方
…といったことをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の編集者 | |
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コスメコンシェルジュ 小野 りさ コスメコンシェルジュ 美容ライター 経歴・詳細
美容ライターとして数々の記事を執筆する傍ら、さらに知識を深めるために日本化粧品検定1級(JCLA)を取得。あわせてコスメコンシェルジュ資格も取得し、さまざまな肌質に合ったスキンケアの提案や情報発信を行っている。 ◆運営サイト:https://hadato.jp/にてメインで執筆中。 |
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1.リップライナーの選び方
ここでは、リップライナーの特徴や選ぶときのポイントをご紹介します。
1-1.リップライナーとは

リップメイクには口紅やグロスなど様々な種類がありますが、なかでも「リップライナー」には以下のような役割があります。
・リップの形を整え、ぼやけを防ぐ
・口紅の滲みをふせぐ
・リップメイクのもちを良くする
リップライナーを使ってみるだけでリップメイクの印象が大きく変わります。
では、自分に合ったリップライナーはどのように選べば良いのでしょうか?
1-2.リップライナーを選ぶときのポイント

ここからは、自分に合ったリップライナーの選び方をご紹介します。
①ペンの「タイプ」を選ぶ
②なりたい印象から「色」を選ぶ
…という順番でご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
①ペンのタイプを選ぶ
リップライナーには、大きく分けてえんぴつタイプ・繰り出しタイプの2種類があります。

・自分で芯を削るため、好みの太さに調節しやすい
・芯を削る手間がかかる
・芯を繰り出して使うため使用が楽
・太さを調節しにくい
どちらのペンタイプでも、伸びやすくなめらかに描ける「程よく柔らかい芯」のものを選ぶことがとても大切です。
芯先を丸く整えやすいものだと唇にひっかからず、なめらかに描くことができます。
自分の使いたいペンタイプが決まったら、次は色の選び方をご紹介します。
②なりたい印象で「色」を選ぶ

元の唇の色となじみやすいかどうかを基準にして、なりたい印象に近づけてくれる「色」を選びます。
…唇のぼやけの補正や特にはっきりと見せたいとき。
…しっかりメイクや大人っぽい印象にしたいとき。
…薄い唇をふっくらと見せたり立体感を出したいとき。
…ナチュラルメイクや自然な印象にしたいとき。
初心者さんは、まずは自然な印象で唇を整えてくれる「唇より明るい色」がおすすめです。
迷ったらピンクベージュなどのなじみやすい色を1本試してみて、より自分好みの色を見つけていきましょう。
◆リップライナーの選び方まとめ
ここまでご紹介した、リップライナーの選び方をまとめました。
・使いやすいペンタイプで「程よく柔らかめの芯」を選ぶ
・唇の色を基準に「なりたい印象に近づける色」を選ぶ
この2つのポイントで選べば、もっとリップをキレイに見せるメイクになるはず。 ぜひ自分にぴったりなリップライナーを見つけてくださいね。
では次からは、おすすめのリップライナーをご紹介していきます。
2.おすすめのリップライナーTOP3
”なめらかに伸びやすく「程よく柔らかめの芯」で描きやすい”ということを基準におすすめをご紹介します。
1位:リップライナーAA (メディア)

「自分らしく、ナチュラルに彩る」がコンセプトのメディア「リップライナーAA」です。
程よく柔らかな芯で、そのまま唇全体を塗りつぶすのにも向いています。発色が良くヨレたり滲んだりしにくく、リップライナーの基本機能をしっかり発揮してくれます。
落ち着いたベージュピンクや地味すぎないベージュなど、使いやすいカラーが揃った全8色のカラーバリエーションもポイントです。
リップライナーAA
◇ブランド名:メディア
◇価格:650円
◇買える場所:全国の薬局、小売店など
◇特徴:全8色、繰り出しタイプ、保湿成分配合
2位:リップ ペンシル(マック)

プロのメイクアップアーティストのために設立されたブランド「M・A・C(マック)」の「リップ ペンシル」です。
・軽い力でなめらかにスルスル伸びる
・なじみが良くぼかしても唇にしっかりフィット
・発色とカラーバリエーションが秀逸
…など初心者の方でも簡単に使え、リップの印象が際立ちます。ぼかしやすいので、ふっくらした唇の印象にしたいときにおすすめ。
3位:リフトシェイプリップライナー(コフレドール グラン)

コフレドール グランの「リフトシェイプリップライナー」です。
しっとりしたテクスチャーで柔らかな芯でなめらかに描けます。付属の筆で仕上げるなど自然な印象に仕上げやすく、かつ長時間キープし落ちにくいという優秀さ。
保湿成分配合で唇に優しくマットすぎない仕上がりで、はじめての方でも上手に仕上げられるという点がポイントです。
リフトシェイプリップライナー
◇ブランド名:コフレドール グラン
◇価格:2400円 ※編集部調べ
◇買える場所:全国の薬局、小売店など
◇特徴:全3色、繰り出しタイプ、保湿成分配合
どれも定評のあるアイテムです。ぜひチェックしてみてくださいね。
続いて、特徴別におすすめのリキッドアイライナーをご紹介します。
3.特徴別おすすめのリップライナー
ここからは、おすすめのリップライナーを以下のタイプ別にご紹介します。
・えんぴつタイプでおすすめのリップライナー
・繰り出しタイプでおすすめのリップライナー
・プチプラでおすすめのリップライナー
気になるものをチェックしてみてくださいね。
3-1.えんぴつタイプでおすすめのリップライナー
自分で芯を削るため、好みの太さに調節しやすい「えんぴつタイプ」のおすすめアイテムをご紹介します。
◆ル クレイヨン レーヴル(シャネル)

シャネルの「ル クレイヨン レーヴル」です。
・すべるようになめらかな描き心地
・セミマットな仕上がりで長時間キープ
・付属ブラシと専用シャープナー付き
…という特徴があり、唇全体を塗りつぶしても、付属ブラシで馴染ませれば好みの雰囲気に仕上げられます。
発色も良く、カラーも豊富なのでお手持ちの口紅とも合わせやすいのもポイント。
ル クレイヨン レーヴル
◇ブランド名:シャネル
◇価格:2900円
◇買える場所:全国の百貨店など
◇特徴:全12色、えんぴつタイプ、付属ブラシ・専用シャープナー付き
◆リップライナー クレヨン ペンシルN (ワトゥサ)

「大人の女のチャームなコスメティックス」がコンセプトの「ワトゥサ(wAtoSA)」の「リップライナー クレヨン ペンシルN」です。
ソフトタッチでスムーズな描き心地の程よく柔らかい芯です。しっかりめの発色で唇のラインがしっかり取れるのにぼかしやすい点が使いやすいですよ。
唇全体を塗りつぶして仕上げると、そのままマットなリップメイクとしても使える、絶妙なテクスチャーです。
3-2.繰り出しタイプでおすすめのリップライナー
自分で芯を削る手間がかからず、一定の太さで書きやすい繰り出しタイプのおすすめアイテムをご紹介します。
◆リップライナー(キスミーフェルム)

「うれしく、楽しく、キレイが進む」大人のメイクアップ・ブランド「キスミーフェルム」の「リップライナー」です。
・なめらかに伸びてピタッと密着する
・程よい太さの芯が安定して描きやすい
・ヒアルロン酸をはじめとした3つの美容液成分入り
…など使いやすく唇にも優しいのも嬉しいポイントです。馴染ませたり、くっきりした輪郭にしたり、どちらもキレイに仕上がります。
◆リップペンシル(オルビス)

肌に優しい化粧品開発で有名な「オルビス」の「リップペンシル」です。
・柔らかく描きやすい安定した太さの芯
・長時間密着してくずれにくい
・ヒアルロン酸、コラーゲンの保湿成分配合
…という機能に加え肌に調和する色設計がされています。刺激になりやすい成分への配慮がされているので肌の弱い方にもおすすめのアイテムです。
リップペンシル
◇ブランド名:オルビス
◇価格:ホルダー付1100円/リフィルのみ820円
◇買える場所:公式通販、全国の小売店など
◇特徴:全3色、繰り出しタイプ、美容液成分入り、無香料、オイルフリー、キサンテン系色素・紫外線吸収剤不使用、質感・密着向上成分配合、特殊コーティング処理色素使用、アレルギーテスト済※
※すべての方にアレルギーが起きないということではありません。
3-3.プチプラでおすすめのリップライナー
プチプラだけどしっかり発色してくれるおすすめアイテムをご紹介します。
◆リップライナーペンシル(インテグレート グレイシィ)

大人の女性のためのメーキャップライン「インテグレート グレイシィ」の「リップライナーペンシル」です。
・軽いタッチでスルスルなめらかな描き心地
・クリアな高発色
・色もちが良く滲みにくい
…ぼやけた唇の輪郭や補正におすすめの、高発色機能がポイントのアイテムです。
リップライナーペンシル
◇ブランド名:インテグレート グレイシィ
◇価格:400円(税抜)
◇買える場所:公式通販、全国の薬局、小売り店など
◇特徴:全3色、えんぴつタイプ、植物性天然成分配合
気になるアイテムはありましたか?
発色やタイプなど使いやすいものを選んで、リップメイクの完成度を上げましょう!
4.リップライナーの使い方とリップメイクのコツ
ここでは、
- リップライナーの基本の使い方
- なりたい印象別の書き方のポイント
- リップメイクを長持ちさせるコツ
をご紹介していきます。
4-1.リップライナー基本の使い方
①正しい順番でラインを引いて唇の形を整える
ぼやける唇の輪郭がはっきりし、印象の違いに驚きますよ!

まず準備としてリップクリームを塗り、ティッシュで押さえて油分をとってから唇のコンディションを整えておきましょう。
◆描く順番
①~②左右の上唇の山を描く
③下唇の底辺を描く
④~⑤上唇の左右の口角から山をつなげる
⑥~⑦下唇の左右の口角から底辺をつなげる
◆仕上げに
・口を開けて全体の隙間を書き足す
・書いたラインを内側になじませる様にぼかす
・口紅や色付きのグロスを塗って、完成!
失敗したときはリップクリームを塗って、ティッシュに色を移して。こすったりしないように注意してくださいね。
②なりたい印象別!リップライナーの描き方のポイント
まず輪郭の境目をコンシーラーやファンデーションで抑え、曖昧になるようぼかしておきます。

①唇の輪郭をふっくらとしたイメージで描く
②内側になじませる様にぼかす。
★「明るめの色」を選ぶと更にふっくらして見えます!
①実際の唇よりもやや小さめにラインを描く
②内側になじませる様にぼかす。
★唇の中央部分から行う
どちらも、実際の唇の色と近い色を選ぶと自然に見せることができますよ!
4-2.リップメイクのもちを良くするコツ

リップライナーを唇全体に使うことで「リップメイクが全部落ちていた」ということを防ぐことができます。
① リップライナーで唇の輪郭を描く。
(「4-1.リップライナー基本の使い方」参照)
② 唇全体をリップライナーで塗りつぶす
③ リップブラシを使って口紅をしっかりのせる
④ ティッシュで唇を一度おさえ、口紅を密着させる
⑤ 上から更に口紅をリップブラシでのせて完成
この方法でリップメイクをすると、口紅が落ちてきてもリップライナーの色が残って唇の色をカバーしてくれます。
口紅のみのときよりも、とてもリップメイクのもちが良くなりますよ!
最後に、きれいなリップメイクのための唇のケア方法をご紹介します。
5.キレイなリップメイクのための唇ケア

唇が荒れてしまっては、リップメイクもキレイにできません。
日頃からできる唇のケアには、以下のようなものがありますよ。
・クレンジングは優しいミルクタイプ等で
・皮むけは、ワセリンでふやかして優しくとる
・リップクリームは唇の縦じわにそって塗る
また、以下のような食べ物を摂るのもおすすめですよ。
- ビタミンB群
(レバー・納豆・卵など) - ビタミンC
(赤・黄ピーマン、アセロラ、レモンなど)
6.まとめ

いかがでしたでしょうか。
ご紹介したアイテムと使い方の章をもう一度まとめてみました。
「2.おすすめのリップライナーTOP3」
「3.特徴別おすすめのリップライナー」
「4.リップライナーの使い方とリップメイクのコツ」
リップライナーを使うことで、いつものリップメイクのもちも印象も変わります。
ぜひリップライナーでリップメイクをもっと楽しんでみてくださいね!
※本文中の内容は、時期によって公開時の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。