お子さんの日焼け対策でお悩みではありませんか?
「日焼けはさせたくないけど、どの日焼け止めを使ったらいいのかわからない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは子供の日焼け止め選びのポイントをご紹介しながら、
- 子供におすすめの日焼け止めランキング
- 日焼け止めの正しい使い方
- 日焼け止め以外のUVケア方法
…など、子供の日焼け対策についてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の編集者 | |
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コスメコンシェルジュ 小野 りさ コスメコンシェルジュ 美容ライター 経歴・詳細
美容ライターとして数々の記事を執筆する傍ら、さらに知識を深めるために日本化粧品検定1級(JCLA)を取得。あわせてコスメコンシェルジュ資格も取得し、さまざまな肌質に合ったスキンケアの提案や情報発信を行っている。 ◆運営サイト:https://hadato.jp/にてメインで執筆中。 |
先におすすめの日焼け止めを知りたい方は、「2.子供におすすめの日焼け止めランキングTOP3」へジャンプしてチェックしてみてくださいね。
Outline
1.子供に使える日焼け止め選び
子供が使う日焼け止めの選び方を、日焼けによる子供への影響からご紹介していきます。
1-1.子供と日焼けについて

日光浴には、殺菌消毒や血行・新陳代謝の促進などといった嬉しい効果がありますが、長く日光にさらされているとさまざまな影響が出てきます。
・日焼けによる腫れや水ぶくれ
・免疫機能の低下
・紫外線角膜炎(雪目)
…目の異物感や痛み、充血など
赤ちゃんの頃からしっかりと日焼け止めを選んで使ってあげる必要があります。
日焼け止めは生後三ヶ月ごろから、20分以上の外出のときに使ってあげましょう。3か月未満の子にはなるべく使用を避けてくださいね。
◆「くる病」は食事と適度な日光浴で対策
日光に当たる時間が減ると体内のビタミンDが不足し、骨格異常が起こる「くる病」のリスクが高まることも。しかし、
- 日焼け止めを塗らない1日10~15分の日光浴
- バランスの良い食事
…といった日常的な対策でビタミンDは充分補うことができますよ。
続いては、子供の日焼け止め選びのポイントをご紹介します。
1-2.子供の日焼け止め選びのポイント
子供の日焼け止めを選ぶポイントは3つあります。
① SPF・PA値が適切なもの
② 石けんで落とせるタイプのもの
③ お肌への刺激が少ないもの
次から、それぞれ詳しくご紹介していきます。
①SPF・PAが適切な数値のものを選ぶ

SPF/PAといった紫外線防止効果は、これらの数値が高ければ高いほどお肌に負担をかけてしまいます。
子供のお肌は大人よりデリケートなため、これらの数値がなるべく低いものや適切なものを選んであげましょう。
- 日常生活なら
…PF15~20・PA++程度 - 海・プールなどレジャーに行くなら
…SPF20~30・PA+++程度
上記の目的別の数値目安を参考に、日焼け止めを選んでみてくださいね。
◆SPF(数値:10~50+)
・肌が赤く焼けるのを遅める数値。
・こまめな塗り直しが難しいときに使うなら、SPFが高めのアイテムがおすすめ。
◆PA(数値:+~++++)
・肌が黒くなったり老化するのを遅める数値。
・レジャーなど日差しが強いところで使うなら、PAが高めのアイテムがおすすめ。
②石けんで落とせるタイプのものを選ぶ

子供用の日焼け止めは、石けんで落とせる「ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)」タイプのアイテムを選びましょう。
石鹸で落ちない日焼け止めだと落とすのにクレンジングが必要となり、子供の肌にかかる負担が大きくなってしまいますよ。
ちなみに、ベビー用のアイテムにはお湯だけで落ちる特にお肌に優しいアイテムもあります。
③肌への刺激が少ないものを選ぶ

日焼け止めによく含まれる、
- 石油系合成界面活性剤
- 香料、着色料
- エタノール
…といった成分はお肌に負担をかける場合があります。 なるべくこれらが含まれていないものか、配合量が少ないものを選んであげてください。
「PEG」「リン酸」「グリシレル」「ステリアン酸」などの言葉を含む成分は合成界面活性剤の可能性があるため、成分表示欄にこれらがある場合は使用を避けましょう。
オーガニックの日焼け止めを使ってあげたいという方は、こちらの「オーガニックの日焼け止め11選|敏感肌&赤ちゃんに優しい人気ランキング」も参考にしてみてくださいね。
次からは、こうした選び方をもとに厳選したおすすめの日焼け止めをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.子供におすすめの日焼け止めランキングTOP3
ここでは、おすすめ日焼け止めを
- 日常でもレジャーでも使える
- 子供の肌にやさしい
(ノンケミカル、刺激になる成分が少ない)
…という基準で厳選し、ランキング形式でご紹介します。
1位:チャイルドサンスクリーンミルク(ハイム化粧品)

ハイム化粧品のデリケートな子供のお肌に使える「チャイルドサンスクリーンミルク」です。
SPF20・PA++なので普段使いも海やプールでも使用でき、保湿剤を配合しているのでお肌にうるおいも与えてくれますよ。
- 紫外線吸収剤
- 石油系合成界面活性剤
- 香料
…といった刺激になる成分不使用の、お肌にやさしい配合です。
乳液タイプなのでとても伸びがよく、なじみやすのもポイント。容器の中で2層になっているので、よく振ってから使用してくださいね。
チャイルドサンスクリーンミルク
◇ブランド名:ハイム化粧品
◇価格:940円(税抜) / 25ml
◇買える場所:公式通販サイト、取扱店舗など
◇特徴:鉱物油不使用、石油系合成界面活性剤不使用、紫外線吸収剤不使用、香料不使用、アルコールフリー、合成着色料不使用
2位:ユースキンS UVミルク(ユースキン製薬)

ユースキン製薬のユースキンSラインから出ている子供やお肌の敏感の方向けの「ユースキンS UVミルク」です。
SPF25・PA++の処方で普段使いでもレジャーでも使えます。
紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルタイプのため石けんで簡単に落とすことができるほか、うるおい成分である「しその葉エキス」を配合してお肌も守ってくれますよ。
やわらかいテクスチャーで、少し手で温めてから伸ばすとよりなじみやすくなります。
ユースキンS UVミルク
◇ブランド名:ユースキンS
◇価格:オープン価格(700~1,000円)/ 40g
◇買える場所:ドラッグストア、通販など
◇特徴:紫外線吸収剤不使用、無香料、無着色、アルコールフリー
3位:ママバター UVケアクリーム(BbyE)

ママバターで有名なUV&OUTDOOR CAREから出ている、子供にも安心して使える「UVケアクリーム」です。
SPF25・PA++で使い勝手がいいことに加えて、ブランドコンセプトでもある保湿成分「シアバター」配合によるスキンケア効果が嬉しいポイント。
固めのテクスチャーですが、手の温かさでやわらかくして伸ばすと、なじみやくすなりますよ。紫外線吸収剤不使用のため、こちらも石けんで洗い落とすことができます。
ママバター UVケアクリーム
◇ブランド名:ママバター
◇価格:1,200円 / 45g
◇買える場所:直営店、公式通販サイトなど
◇特徴:シアバター配合、紫外線吸収剤不使用、合成香料不使用、合成着色料不使用、鉱物油不使用
使ってみたいアイテムはありましたか?
続いては、使いたいシーンや目的別に合わせて選ぶおすすめの日焼け止めをご紹介します。
3.目的別に選ぶ子供のおすすめ日焼け止め
ランキングの商品以外にも、目的に合わせて子供に使えるおすすめの日焼け止めを
...という順にご紹介します。気になるものをチェックしてみてくださいね。
3-1.普段使いにおすすめな子供の日焼け止め
SPF・PA値が低く、日常使いしやすいものを集めました。
◆UVベビーウォーターミルク(ピジョン) SPF15・PA++

ベビー用品全般を扱うブランド・ピジョンの「ピジョンUVベビーウォーターミルク」です。
- うるおい成分
…セラミド、ヒアルロン酸 - 肌荒れ防止成分
…グリチルリチン酸
を配合しています。SPF15・PA++なので普段使いにおすすめです。
乳液タイプのとてもやわらかいテクスチャーで軽く伸ばせるので、子供も嫌がらずに塗らせてくれます。ノンケミカルタイプなので、石けんで洗い流せますよ。
ピジョン UVベビーウォーターミルク
◇ブランド名:ピジョン
◇価格:527円(税抜) / 60g
◇買える場所:量販店、通販など
◇特徴:セラミド、ヒアルロン酸配合、紫外線吸収剤不使用、無香料、無着色
◆ミルふわベビーUVケア毎日のお散歩用(和光堂) SPF21・PA++

粉ミルクやベビーフードを展開している和光堂の「ミルふわベビーUVケア毎日のお散歩用」です。
紫外線吸収剤不使用なのはもちろん、
- オリゴ糖
- リン脂質
- イノシトール
- セラミド
…といった母乳をお手本にして厳選した保湿成分を配合しています。
無香料、アルコールフリーなので低刺激です。固めのテクスチャーですが、手の温かさで伸ばしやすくするとすんなりお肌になじみます。
ミルふわベビーUVケア毎日のお散歩用
◇ブランド名:和光堂
◇価格:650円(税抜) / 30g
◇買える場所:ドラッグストア、通販など
◇特徴:セラミド、紫外線吸収剤不使用、無香料、無着色、ノンアルコール、皮ふアレルギーテスト済み
◆ベビーセバメド UVミルク(ロート製薬) SPF16・PA++

ロート製薬のベビーセバメドラインの「ベビーセバメドUVミルク」です。
健康な素肌と同じ弱酸性PH5.5で優しく使えるほか、天然保湿成分・カミツレエキス配合でお肌のうるおいを保ってくれます。
クリームに近いテクスチャーで、伸ばすとお肌がしっとりします。こちらも紫外線吸収剤不使用なので石けんで簡単に落とせます。
ベビーセバメド UVミルク
◇ブランド名:ベビーセバメド
◇価格:1000円(税抜)/ 30g
◇買える場所:ドラッグストア、通販など
◇特徴:紫外線吸収剤不使用、カミツレエキス配合、弱酸性
3-2.海やプールで使える子供の日焼け止め
海やプール、夏のお出かけにおすすめの日焼け止めをご紹介します。
◆ミルふわべびーUVケア水遊びやレジャー用(和光堂)SPF35・PA+++

上の章でもご紹介した、和光堂の日焼け止めのレジャー向けタイプ「ミルふわベビーUVケア水遊びやレジャー用」です。
日常使いがさらりとしたクリームなのに対して、レジャー用は水に強い乳液タイプという特徴がありますよ。
SPF35/PA+++のUVケア効果で紫外線からお肌を守りながら、保湿成分、ノンケミカル、無香料・アルコールフリーという低刺激性で子供の肌にも優しいアイテムになっています。
固めのテクスチャーですが、手の温かさで伸ばしやすくするとすんなりお肌になじみます。
ミルふわベビーUVケア水遊びやレジャー用
◇ブランド名:和光堂
◇価格:750円(税抜)/ 30g
◇買える場所:ドラッグストア、通販など
◇特徴:セラミド、紫外線吸収剤不使用、無香料、無着色、ノンアルコール、皮ふアレルギーテスト済み
◆ドクターシーラボ ベビーUVクリーム(Dr.Ci:Labo)SPF30・PA++

ドクターシーラボの子供用日焼け止め「ドクターシーラボ ベビーUVクリーム」です。
高保湿成分・コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド配合で肌にうるおいを与えながらSPF30/PA++のUV防止効果で敏感なお肌を紫外線から守ります。
また紫外線吸収剤不使用で石けんでやさしく洗えるほか、鉱物油、香料、アルコールなど肌に負担のかかる成分が省かれているのもポイント。
こっくりとした乳液のようなテクスチャーなので、伸ばしやすく、肌にすっとなじんでくれます。
ドクターシーラボ ベビーUVクリーム
◇ブランド名:ドクターシーラボ
◇価格:1,200円(税抜)/ 30g
◇買える場所:通販など
◇特徴:紫外線吸収剤不使用、コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド配合
3-3.プチプラでおすすめな子供の日焼け止め
ここからは、お手頃な値段ながらしっかり日焼けを防いでくれるおすすめの日焼け止めをご紹介します。
◆パックスベビー うるおいUVクリーム(太陽油脂株式会社)SPF17・PA+

赤ちゃんのスキンケア商品を出しているパックスベビーの「パックスベビー うるおいUVクリーム」です。
SPF17・PA+なので普段使いにおすすめのアイテムながら、
- マカデミアナッツ油
- ホホバ油
- カミツレエキス
…といった配合成分がお肌にやさしくうるおいを与えてくれます。紫外線吸収剤も不使用なので石けんで優しく洗い流せます。
固めのクリームのようなテクスチャーなのでしっかり手で温めてから伸ばすのがおすすめです。
パックスベビー うるおいUVクリーム
◇ブランド名:パックスベビー
◇価格:800円(税抜) / 40g
◇買える場所:公式通販サイト、量販店
◇特徴:紫外線吸収剤・合成界面活性剤・香料不使用
◆メンソレータム サンプレイ ベビーミルクc(ロート製薬)SPF34・PA+++

メンソレータムサンプレイシリーズの子供用「メンソレータム サンプレイ ベビーミルク」です。
2層になっている乳液タイプでさらさらと伸ばしやすいテクスチャーです。ウォータープルーフでSPF34・PA+++なので海などのレジャーにおすすめ。
耐水性ではありますが紫外線吸収剤フリーのノンケミカルで、無香料・無着色でお肌への優しさにもこだわって作られています。落とすときはしっかりめに洗ってあげてください。
メンソレータム サンプレイ ベビーミルクc
◇ブランド名:メンソレータム
◇価格:700円(税抜) / 30g
◇買える場所:ドラッグストア、通販など
◇特徴:紫外線吸収剤不使用、無香料、無着色料、ウォータープルーフ
◆M-mark日焼け止め乳液(松山油脂)SPF20・PA++

シンプルながら本当に必要な成分だけを使った松山油脂の「M-mark日焼け止め乳液」です。
SPF20・PA++かつ紫外線吸収剤・シリコーン無添加の処方でデイリーUVケアをしっかり優しく行います。
固まりにくい紫外線散乱剤を使用しているため、白浮きしにくいという特徴もありますよ。
また石けんで簡単に洗い流せるほか、さらっとしたテクスチャーで乳液タイプなので、子供も嫌がらずすっと塗り伸ばすことができます。
M-mark日焼け止め乳液
◇ブランド名:松山油脂
◇価格:950円 / 70ml
◇買える場所:通販、バラエティショップなど
◇特徴:紫外線吸収剤、シリコン不使用、鉱物油無添加、ホホバ種子油配合
使ってみたいアイテムはありましたか?
テクスチャや価格・香りなど、ご家庭それぞれに合ったものを選んでみてくださいね。
続いては、お子さんの日焼け止めの正しい使い方をご紹介します。
4.子供の日焼け止めの正しい使い方
お子さんのために選んだ日焼け止め。せっかくなら最大限に活用したいですよね。そこでここでは、
- 日焼け止めの効果的な塗り方
- 子供に日焼け止めを使うときの注意点
…を順番にご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
4-1.日焼け止めの効果的な塗り方

「日焼け止めを塗ったのに、思ったより焼けているかも…?」というときは、もしかしたら正しく塗られていなかったのかもしれません。
◆顔に塗る場合
日焼け止めを手に取り額、鼻、両ほほ、あごの5点にのせたあと、まんべんなく塗り広げてください。
1度塗りだと量が足りないので、重ね塗りしてください。
クリームタイプ:1回につきパール1粒分
乳液タイプ:1回につき1円玉1枚分
◆腕や脚に塗る場合
容器から直接、直線を書くように腕や脚に出し、手のひらでくるくるとムラなく伸ばしてください。
腕や足の内側も忘れずに塗ってあげてくださいね。
①2~3時間ごとに塗りなおしてください。
②普段より念入りにお風呂に入れてあげてください。
特に暑い季節だと汗や皮脂で日焼け止めが落ちてしまうため、こまめな塗り直しを心がけましょう。
4-2.子供に日焼け止めを使うときの注意点

使い方を誤ると効果が発揮されないだけでなく、お子さんのお肌が荒れてしまうこともあります。
まずはここでご紹介する
①パッチテストを行う
お子さんのお肌が荒れてしまうのを防ぐためにもパッチテストをしてあげましょう。
① 二の腕や太ももの内側に少量つけてそのまま24時間置く。
② 肌に異常がなければ、首や顔などよりデリケートな部分につけ、もう24時間置く。
③ 肌に異常がなければ、そのまま使用しましょう。
日焼け止めを付けたところをむやみに触ろうとしたり、なめようとしたら、絆創膏をつけてください。
②塗り薬や虫よけと一緒に使う場合
病院から処方されている塗り薬あったり、虫よけも一緒に使いたい場合、
「塗り薬→日焼け止めクリーム→虫よけクリーム」の順に塗ってあげてください。
お子さんのお肌にたくさん塗り重ねるのに抵抗がある場合は虫よけネットなどのグッズを活用するのもおすすめです。
③日焼け止めの使用期限
開封した日焼け止めは3~6か月で使い切るようにしましょう。
1年前に開封した日焼け止めの効果はあまり変化はありません。しかし、防腐剤の効果が切れることにより雑菌がわいてしまうことがあります。
雑菌がわいてしまったものを使用すると肌荒れを起こしてしまうことがあるため、なるべくワンシーズンで使い切れるよ心がけてくださいね。
最後に、日焼け止めとあわせて行いたい子供の日焼け対策をご紹介します。
5.日焼け止めと合わせた子供の日焼け対策
日焼け止めの使用以外にもさまざまな面から日焼け対策をするにはどうしたらいいのでしょうか?
子供が日焼けしてしまったとき、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは、
- 外出時の子供の日焼け対策
- 子供の日焼け後のスキンケア
についてご紹介します。
5-1.外出時の子供の日焼け対策

普段から、日焼け止めを塗る以外のUV対策も心がけましょう。
・午前10時~午後14時は1日の中でもっとも紫外線が降り注がれている時間帯。
・どうしても必要な用事があるとき以外、なるべくこの時間の外出は避ける。
② 身につけるものでUV対策
・帽子をかぶる、UV加工のしてある洋服を着るなどして対策。
・目からも日焼けするため、子供が嫌がらなければサングラスをかけるのも有効。
またこの他にもなるべく日陰を歩くようにするなどの心がけが大切です。
空中に散乱したものや建物などに反射した紫外線がありますので、気を付けてくださいね。
5-2.子供の日焼け後のスキンケア

お子さんが仮に日焼けをしてしまった場合はそのあとの対応がとても大切です。お肌が荒れてしまう前にしっかりと対処してあげましょう。
◆ほんの少し日焼けした場合
日焼けの状態が「すこしほてっている程度」の場合は、冷やしたタオルを10分ほど赤くなった場所にあててあげましょう。
その後、日焼け用のアフターローションを塗るだけで大丈夫です。
◆真っ赤に日焼けした場合
真っ赤に日焼けした場合は、以下の手順でケアしましょう。
①やさしく洗う
・汗、ほこり、日焼け止めクリームなどをぬるめの水で優しく洗い流す。
※シャワーやボディソープは刺激が強いので使わない。
②よく冷やす
・氷水で冷やしたタオルを軽く絞り、赤くなった場所のせる。
・10~30分のせて肌のほてりがおさまったらタオルをとる。
※凍傷にならないように氷や保冷剤を直接当てるのは避けましょう。
③きちんと保湿
・日焼けケア用のアフターローションをやさしく塗る。
・コットンにたっぷり含ませてパックのようにするのも◎。
※直接触れるのに抵抗がある場合、ミネラルウォーターベースのスプレ―タイプのものを使用しましょう
日焼けしたときは、水分補給を十分に行いましょう。
これで治まらない・痛みが続く場合は病院の小児皮膚科または皮膚科に行きましょう。
6.まとめ
子供のお肌に合った日焼け止めを選び方とおすすめアイテム、日焼止め以外の日焼け対策などご紹介してきました。
また、日焼け止めの選び方についてはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
最後にもう一度日焼け止めを選ぶポイントをまとめました。
①SPF・PA値が適切なもの
②石けんで落とせるもの
③お肌への刺激が少ないもの
この3つのポイントを参考に大切なお子さんのお肌を守るためにしっかりと日焼け止めを選んであげてくださいね。
※本文中の内容は、時期によって公開時の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。